チャリンコおばさんの日記

家の片付けを続けている中で、使っていない紙箱が大量に出て来て始末している。
どれも捨てがたい綺麗な箱だから躊躇してしまう。何かに使えないかな？で思いついた。

１２月３０日が誕生日の妹を、おちょくってやろう。マトリョーシカ箱作戦だ。

一番小さい最後の箱に、プレゼント候補の３択のカードを入れて選んでもらおう。

妹が選んだのは、近くのインド料理店でのランチ。母も伴って３人での新年会が決まった。
  

本棚を整理していたら、３４年前に借りて読み、もう１度読みたかった資料が出て来た。
「ちぬの昔がたり」　阪南町立東鳥取公民館の、民話採集クラブが発行した冊子が４冊。
聞いて回った昔話や神社やお寺の話、風習や言い伝え、歌や行事や習慣などが満載だ。

海と山が迫っているこの地域は、海辺の漁村～平地の田畑と旧農家～山際の古墳や
大昔の集落跡などが混在していて実に面白い。（チヌ＝黒鯛　が豊富な大阪湾）
信長が紀州へ攻めた時の信長街道・海伝いの浜街道も名前と共に残っている。

  

１９７７年　私はまだ２５才で娘を産んだばかりの頃だった。
訪れた妹の家で、レンタルビデオで見せてもらったのが第１作目だった。４２年も前の事。

CGも無かったその頃、痛快な乗り物シーンはフィルム１枚づつを加工する手仕事だと聞いた。
単純な勧善懲悪のストーリーでいても、画面の奇抜さや新しさを楽しめた。

三部作体制になってから、全てのお話が終るのは９作目だと噂を聞いた。
生きている内に完結編が上映されるだろうかと心配したが、見届けて満足出来た。

宇宙を飛ぶ乗り物は、日本人スタッフの担当らしい。誇らしいではないか。
それにしても、主役のレイ（デイジー・リドリー）は市原隼人さんによく似てる。  

「鶏肉買って来る？」　「何で？」　「骨付きで、手で持って食べるのん」　「あぁ、イブね」　で決まった。
スーパーの中の鶏肉専門店で並んで買ったのは、さすがに旨かった。タレ焼きと塩焼きを１本づつ。

オードブルもやってみよう。茹で卵にケッパー、食パンにオイルサーディン、赤パプリカとピーマン・・
赤・緑・黄が並ぶとクリスマスカラーになった。
  

正式名は「阪南市立文化センター」と言う。愛称はサラダホール。
野菜をｲﾒｰｼﾞしたオシャレな命名だと思っていたが、実は地名の皿田からだそうな。

７００席の程良い規模のホールは温かみがあって好きだ。３０周年記念のコンサートを聞きに行った。
季節柄、クリスマス曲のメドレーやピーターと狼の組曲、ベートーベン第九の演奏・合唱だった。
最近知り合った卓球仲間も合唱隊員だと分った。１８０人並ぶ中で気持ちよさそうに歌っておられた。

ロビーの飾り付けも凝っていた。

白地のツリーに青い電飾。　　　　　　　　　　　地元産の綿の実を、雪の様に飾ったツリーも素敵。

  

母は手先が器用でいて、洋裁・編み物・手芸が得意。多種の手作りをこなしてきた。
そして、それに伴う道具や材料も半端な量ではない。糸はともかく縫い針だけでも４００本もある。

複数の箱や引き出しに散乱していた用品を、仕分けして整理する事６時間で完了。ヤレヤレ。
  

三ノ宮へ行く前に、難波で軽く昼ご飯。千日前へ向かう通りの入口近くのうどん・そば屋。
１７０円からとはお安い。天ぷらうどんもきつねうどんも２２０円也。

ガンコ親父風の小父さんが仕切っていて、お客にずっと話しかけて来る。
俳優やタレントが良く来るんだ・出しが旨い・・・てっきり亭主だと思ったらアルバイトでたまげた。

見学会が予定より１時間長引いて、難波へ戻ったのが５時半。法善寺の炉端焼きで夕食。

何を注文しても３００円。食べ放題・飲み放題で３０００円。やっぱ大阪は安くて旨い。
  

和歌浦湾にも時々停泊していた「日本丸」と「海王丸」は、４本マストだから遠目でもよく分る。
見かけるとヨットを走らせて、すぐ近くの海上をグルグル回って見物した事も何度かあった。

しかし、乗船するのは初めての事。ワクワクしながら神戸の三ノ宮の突堤に集合。

難波から阪神線で三ノ宮まで４０分。歩いて３０分弱で第一突堤の日本丸に会えた。
本日の見学者はヨットがらみの７０人。３班に分けて時間差の案内となる。

バウスプリットの金色の女神像。　　　　　　　　　デッキのロープは美しく整っている。


船室の丸い窓からは、対岸のオリエンタルホテルが見える。　粋なステンドグラスの天窓。


機関室は、多数の計器が並ぶ。　　私は分らないが、好きな人にはたまらない特別室なのだ。

大揺れする船内では小物は全て固定される。　　デッキのラットは２重仕立て、４人で操舵する。

見学の最初に船長さんからの説明があった。
商船大学を卒業して各担当の船に乗る前に、実地の訓練を受ける船がこの日本丸の役目。

１　船酔いに慣れるのではなく耐える事。船酔いしながらも任務を果たす。
２　逃げ場のない船内での日常生活をこなす事。メンタル面での修行。
３　北の端から南の端までの、気象や温度や風土を知り尽くせ。

どんな場面でもすみやかに対応できる人物を育てる役目の練習船。
厳しい中にも喜びも多くあったと思う。
私ももっともっと若ければ、こんな究極の生活を体験したかった。








  

ダンス系フィットネスのクラスでは、ハロウィンとクリスマスはそれなりの衣装で参加する。
サンタ・トナカイ・ツリー・・・大いに結構。さぁ何にしよう？家に有る物で間に合わせ。

ラメ入りのタンクトップと緑色のパンツ、１００均で買ったモールと電飾で・・これでどうだ。
  

忘れずに送ってきてくれたクリスマスカード。今年は立体ツリーとジングルベルの曲の２種。

かれこれ２０年以上は続けてくれている。３８年のお付き合いの友。これからも末永くよろしく。
  

「好い物が来たよ～♥」と、階下から母の楽し気な声がする。急ぎ２階から駈け下りた。
おぉ！りくろーおじさんじゃないか、お久しぶり。時節柄サンタ帽をかぶってHappy　Xmas！

お向かいさんが大阪に出たので、お土産に買って来てくれた。
何年ぶりだろう、ふわふわ食感とほんのりチーズとミルクの香りはそのままだった。
  

一人住まいのシルバー世代を招待しての昼食会がある。お一人様のお食事会と言う。
地域の有志の方たちが、送り迎えから全てお世話をしてくれ、５０人程が招待されるらしい。
１０時半、オシャレして車を待つ母。お一人のはずだから、見送りに出ないでと注意された。

私は、母お薦めの定食を食べに行った。海鮮丼セット（丼・味噌汁・果物・コーヒー）で１０００円也。
人気のお店だけあって、お昼過ぎに行ったら満席だった。刺身が旨い。評判以上だな。お一人様で。
  

一番大きいリュックと、レジかごサイズの手提げ袋に、ぎゅうぎゅう詰めで持ち帰った野菜。
大根・小蕪、柚子・レモン、里芋・京芋、下仁田ねぎ・ほうれん草・小松菜、コンニャク。全てが頂き物。

何とありがたい事。野菜はいくらあっても困らない。妹たちにもお裾分け。  

この辺りにも古墳がある。地図上で見ると良く分る。淡輪駅のすぐそばに宮内庁管理の１基。

岬公園駅から少し北に大小２基。車窓から小山と柵が見えるから気になっていた。

おまけに今読んでいるのが古墳がらみの本。昭和５１年初版だから４３年も前の著書。

ご健在なら９１歳になる著者（森浩一氏）は、こつこつと調査や研究を重ねておられるらしく、
推論は言わずに事実だけを述べていて、真摯な文章に共感がわき尊敬できる。

淡輪駅のすぐ横にあるのは、宮内庁管理の宇度墓（垂仁天皇皇子）

ぐるっと１周回ってみると、お濠のすれすれ際まで住宅が迫っていた。

スイレンと蓮が茂り、鴨や鷺やバンが多数住み着いていた。

今日は、扉が開いて軽トラが入り、墳墓の内側の草刈りをしていた。

淡輪から岬公園へ向かって半分程進んだ所にある西小山古墳。

標識も囲いも無く、畑の中にただ笹の茂った盛り上がりがあるだけ。

西陵古墳（さいりょうこいふん）は大きい前方後円墳。周りを畑に囲まれている。

南海本線の線路沿いだから、岬公園の観覧車が良く見える。

説明板の横の石碑は、後から茂った樹に押しやられていた。

こちらも水鳥が沢山住んでいて、歩いてまわる度にバタバタと飛び立つ音が賑やかだ。

続く小路の先の扉は開いている。簡単に陵内に入れるけれど、やめておいた。

３基の古墳を巡って帰る。岬公園から鳥取ノ庄４駅間が３０分で移動出来た。早や！
  

阪南市総合体育館はとても立派だ。グラウンドはサッカーコートが悠々２面あるし、
体育館内は、大小のアリーナがあって、日ごとの活動メニューが豊富でいる。

昨日の土曜は、１１時から２時間の卓球の練習に参加させてもらった。
同年輩の女性２人と通じて、１月にある試合のメンバーにと誘われた。
泉佐野のでの試合と言う。泉州は強豪が多いからどうだろうね。

今日も続けて１時からの練習に出向く。いつも来るメンバーが来ないからと、
卓球連盟会長の凄腕さんと１時間も練習させてもらった。（汗だくのひと時）
その後も、中学生の女子との連打、若いベテラン氏との基本練習でくたくたになった。
でも嬉しい、中身の濃い練習だった。これからも参加できれば上達するかな？

  

１２月なのに春の新キャベツの様なのが手に入った。外側の４枚を使ってお好み焼きにした。
卵４個と豚肉も４枚。山芋をすりおろして入れた。裏返す時はフライパンを大きく回して無事着地。

お昼ご飯に、８等分した内、母が２枚・私が３枚、８分の５枚を食べた。

晩ご飯には、ジャーマンポテトを食べたくなったと言う母が作る。裏返しは母も上手かった。

ジャガイモ２個に卵が４個。昼と同じお皿に８等分したドイツのお好み焼き。
やはり母が２枚と私が３枚。好みも料理の技も似た者どうしの母娘っか。
  

直径２ｃｍの小さな容器に塩と胡椒が入って、更にミニトレーに納まっている。おや可愛い。
ポルトガルに旅した飛行機の、ビジネスクラスの食事に添えてあったと、友がくれた。

珍しく平日に卓球の試合があった。場所は県立体育館、３ダブルスを戦うから３～４人で１チーム。
男女が混合でも良いとあってか３０チーム以上が参加して、総人数が１２０人近くもあった。

８チームづつのリーグ戦が４ブロック。各試合は３ゲーム、１ゲームのセット数は３セット。
かれこれ１０試合はこなしただろうか？朝９時～退場期限の５時前まで８時間を、体育館内で過ごす。

お楽しみは各個人が持ち寄る差し入のおやつ。チョコにクッキーや大福・・・

  

本日は６７歳の誕生日。妹が奮発してりんくうイオンで予約して買って来てくれたケーキ。

ロウソクに火を灯してから、証拠写真をＬＩＮＥで送り、吹き消した。めでたいのかなぁ。
  

南海電車に乗る度に気になっていたのは、淡輪駅のすぐ横にある古墳らしき物。
岬公園駅から少し北へ走った所にも、同じ様なこんもりとした小山と濠と柵がある。

地図で見ると良く分る。前方後円墳がくっきりと。前を通ると宮内庁の立札もあった。

この古墳の先にも４基程の古墳があると案内板にあったが、畑や公園になってしまって分らない。

お濠には、渡り鳥の鴨やバンがいて小魚を漁っていた。スイレンも茂っている。

この辺りからは、縄文時代・弥生時代の遺物が出土していて淡輪遺跡と呼ばれているそうな。

興味津々だよ。家からはチャリンコなら４５分ほどで行ける。春に再び訪れてみようや。

  

道中で拾ったヤママユガのさなぎ。若草色が美しい。

もう何年も前になるが、紀伊風土記の丘から持ち帰ったのが羽化した時は感激だった。
１０ｃｍもの立派な蛾が、ゆっくりと飛び立って行った。
  

月１で歩く、地図を読み取りながらのハイキング。

１２月は、和歌山県と大阪府を隔てる山脈を巡る。

紀泉アルプスと言う名の、４００ｍ前後の山並みは、

ルートによっては、なかなか手応えがある。

南海本線の淡輪駅から向かう山は、

道を探しながら、迷いながらのサバイバル。

１ツ目のピークは、旗立山　11:10 391.5m

２ツ目は、１等三角点のある俎石山　11:50 420m

３ツ目は、大福山　13:05 427m

皆でよもぎ大福をほうばっての記念撮影。


  

卓球部では、毎年１２月の練習日のどこかで行う忘年お楽しみ会がある。
クジで決めたペアと対戦相手とで、５ゲームした合計点を競う。今年の成績は６位でまずまずだよ。

部員にギターの心得のある人が居て、仲間４人と１０曲程の演奏を披露してくれた。

その後は、暖かい飲み物と共に、クラブの総会も兼ねている茶話会となる。

各人の差し入れの品を頂いて帰る。お土産いっぱいで母も喜んでいた。

  

和歌山に転勤で越して来たのは娘が３ツの時。その娘が今では４１歳。３８年が経つ。
娘はすぐにスイミングクラブで泳ぎ始めた。その３年後に大人のクラスが出来て私も入会。

本日は、在籍３５年の記念品を頂いた。バッグ・ゴーグル・キャップ・タオル・セームの５品。
５年ごとに表彰される在籍記録も、阪南市に引っ越ししたから、この先はもう無いだろう。  

先日妹から貰ったパンの耳が美味しかった。オリエンタルベーカリーの直売店で買ったと言う。
今朝は、泉佐野の港近くの工場隣接の直売店へ連れて行ってもらった。

狭いスペースにぎっしりとあるパンは、どれも破格の値段で、しかも新しい。

色々な食パンを１枚づつパッケージしてあるのが
１０枚程と、丸いパンが３個程でセットになっている。
１３９円とは・・思わず２セットを買ってしまった。

他にも旨そうなサンドイッチが数種、
ロールケーキやバウムクーヘンの端っこが、
たっぷりあって１５０円程。

迷いに迷って食パンセット×２と、丸パン×３、
１枚食パン３枚を買う。
お会計は５００円でお釣があった。

近隣の主婦だろうか、レジ前に並んだ３人は、
大量に買い込んでいった。
年配の小父さんもバームクーヘンをGET。

近くに住んで居れば、いつだって新しいパンを
格安で買えるんだなぁ。


  

ヨットクラブの忘年会に、３０人余りが参加した。会場はアバローム紀ノ國。
会長の挨拶・会食・成績発表・ビンゴゲームでの景品争奪・・・最後の解説が良かった。
２０１５年からの、登録艇数　会員人数　レース参加艇延べ数　の比較の数字。

高齢化と共に、減ってはいても横ばいの艇数と、ほぼ変わらない会員数。
レースに参加するヨットの数は年によって差があった。来年度はもっと多くを！

  

噂だけは聞いていて「１日じゃとても鑑賞しきれない大した美術館」とだけ認識していた。
世界中の名画の複製を、タイル（陶板）に焼き込んで展示している。
２６ヶ国・１９０余りの美術館所蔵の１０００点以上の名画を一気に観ることが出来る。

陶板だから劣化しないし、温度管理もいらないし、触っても良し、写真撮影もご自由に。
と言う訳で、遠い旅に出なくても、世界の名画を気楽に鑑賞できる便利な施設なのだ。

フロア途中で見たデコレーションの
クリスマスツリーがすてきだった。

その奥の名画のお顔が、見知った人。
アートコスプレフェス２０１９公式アイコンに
就任した　西川貴教さん。
マネの「笛を吹く少年」に扮している。

観賞時間を３時間半もとってあったのに、
半分しか見て回れなくて心残りだった。
リピーターが多いのもうなずける。


ラッキーな事が３ツもある。
めったに現れないし、まして案内なんてVIPの時しか
しないと言う理事長さん直々にガイドしてもらえた。
月に２回ある結婚式イベントのため、
普段は薄暗くて見にくい部屋の照明を増やしていた。
青空晴天で大鳴門橋や瀬戸内海が良く見えた。



  

朝から夕方まで用事が数珠つなぎ。お昼ご飯は移動中のどこかで簡単に済ます。
公園のベンチか空いた各停電車で、コンビニの肉まんかホットドッグを頬張っている。

この日は、お城のベンチでイチョウの紅葉を愛でながら。