2017年06月19日

ちりとりとスコップ

子どもの頃ネコを飼っていた。初代から孫猫までの数匹と親しんだ。
住む家が国道沿いにあったせいか、その内の2匹が車に轢かれて死んだ。

気付いた近所の人が「のりちゃんとこの猫が死んでるよ」と呼びに来る。
砂を入れた塵取りとスコップを持って行く。無残な体に砂をかけてスコップで塵取りに移す。
原っぱに穴を掘って埋葬して、木切れに名前を書いて、雑草の花を手向けてやった。

この家に来てからも、鳩とイタチを庭に埋め、見知らぬ犬の骸も市が回収に来るまで保管した。
今朝は「溝で猫が死んでいる」と、ご近所さんが告げに来る。
大きめの袋とスコップを持って出向く。時々見かける「ライオン」と言うあだ名の野良猫だろうか。

死因は分らないが、2、3日は過ぎている。固まった体を袋に移したが、形相が恐ろしい。
この猫に何があったのだろうか?と考えてみる。大人の猫だからちょっとの事では死なないはず。

動物の死に出会っても動揺しない私は変なのだろうか?


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Posted by のりちゃん at 23:59│Comments(0)出来事
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