2007年04月20日

海のチャリンコふたり乗り

朝日新聞のWeb版で見かけました。
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2007年04月20日

海のチャリンコふたり乗り
「アクセスディンギー」は帆の支柱が頭に当たらないよう工夫されている=江の島ヨットハーバーで

 初心者でも操縦できて安定性が高い小型ヨット「アクセスディンギー」で海の素晴らしさを知って欲しいと昨秋、神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーで活動するNPO法人「セイラビリティ江の島」が設立された。子どもや高齢者、障害者、一般市民に体験させ、ボランティアの指導者も養成する。いよいよシーズンを迎え、参加者を募っている。

 代表を務める横浜市港北区在住の松本富士也さん(75)は、ヨットの元五輪選手。「海からは雲が生まれ、雨、川というサイクルで命を育む。でも、日本の海はコンクリートで固められ、みんなよく知らない」

 後進の育成、強化が一段落したころ、ヨットにつきまとう「転覆の危険」「金持ちの遊び」といったイメージを変えられる、とアクセスディンギーに着目した。

 このヨットは、オーストラリアで足に障害がある人でも操縦できる船として生まれた。全長2、3メートル。横向きに身を乗り出して操る普通のヨットと違い、正面を向いて座ったままスティックでかじをとる。基本は2人乗り。指導者が帆を操作すれば、初めてでも目指す方向に船を進める感覚が味わえる。

 ただ、ヨットは球技やスキーなどと違い、1対1で教えないといけない。04年に社団法人・江の島ヨットクラブの社会貢献活動として指導者養成に乗り出した。

 1年目、2年目と体験乗船と並行して養成を続け、ヨット仲間も含め100人ほどのメンバーがそろった。船は借りたり、企業から寄贈してもらったり、募金で買ったりなどで今は5隻。

 昨年は独立行政法人「福祉医療機構」の助成を受けて、高齢者や障害者向けの教室を1シーズン続けた。障害児が両親ともどもファンになったり、目が見えない人たちが楽しんだりと好評だったという。

 ヨットクラブ会員以外のメンバーが多くなり、財政基盤を固める意味もあって法人化した。今年度は県のボランティア関係の助成金が決まり、船が1隻増やせそうだという。

 松本さんは「団塊の世代が指導者に加わってほしい。いずれはヨットの草レースをしたり、本場のオーストラリアと交流したりしたい」と夢を広げる。


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Posted by のりちゃん at 20:50│Comments(0)スポーツ
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