チャリンコおばさんの日記

大正１５年産まれの父は１０年前に亡くなった。その父親はビルマで戦死だと聞いている。
四国の香川県に住んでいたお婆ちゃんが大切に持っていたと言う、遺品を見せてもらった。

勲章やバッジやらが多数ある。ＴＶでしか見た事無い品にしばし興奮してしまった。

靖国神社合祀記念の杯もあるが残念、金杯でない。素焼きの陶器らしい。

ところでこれは何だろう。何かを収納するか整理するものだと思うが分らない。  

小学校５・６年の担任は、学校の名物先生だった。今では受け入れられない型破りの熱血先生。
私達を卒業させた後、別の学校の教頭に就任、その後校長になってから退職されたと聞く。

教室に自前のＴＶを持ち込んで、社会の授業に教育ＴＶの歴史番組を見せたり、
朝のホームルーム時に５分テストをして、１年からの漢字をおさらいさせたり、
毎日の交流日記に、赤ペンで返事を書き込んだり、休憩時間も昼休みも職員室に戻らず、
教室で生徒と会話したり。１２年間の生徒生活の中で、唯一恩師と言える方だった。

「がっちりいこう」は合言葉だった。その石碑がいまでも残っていたのには驚きだった。