2008年08月27日

還暦前

懐かしい本に巡り合った。「あとがき」に記された日付は、昭和24年7月。出版してから59年も経つ。
茶色に変色した頁は、強くめくるとパリパリ破れそう。持ち帰るまでに、背表紙は外れてしまっていた。
還暦前還暦前
還暦前
…家を改造するので、荷物を処分している。本も沢山あるから好みのを持って行って良い。…
と聞いて見に行き、児童書や辞書を少しばかり頂いてきた。

昔、この「日本童話名作集」は読んではいないが、同じ出版社の「世界・・」は手元にあったと思う。
繰り返し読んだお話も勿論だけど、その不思議な抽象的な挿絵に魅かれて印象に残っている。
昔の児童書は、ペン画や版画のハイセンスな挿絵が多かった。子供の目線に降りて来ない、
大人のセンスを保っていたと思う。子供心に「よく分からないけど・・魅力的だなぁ。」と感じていた。
今のはカラフルで美しいけれど、何だか物足りない気がする。


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Posted by のりちゃん at 23:51│Comments(2)
この記事へのコメント
本って不思議よね
なんだか 未練がましくって捨てられない。
道端に捨てられてたりすると 
胸がキュンとなる。 拾ってこないけど・・・。
Posted by kuwatyann at 2008年08月29日 00:04
kuwatyannさん♪

そうですね。紐をかけてゴミ置場に捨ててあると、
つい背表紙を確認してしまいます。
気に入ったのがあったら、抜いていこうかと・・

このお宅の蔵書にも、小説の全集が揃っていました。
我が家に持ち帰っても読むはずもなく、
来月にあるイベントでは、古本屋さんは出ないし、
勿体ないけど、諦めました。
Posted by のりちゃんのりちゃん at 2008年08月30日 00:33
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