2020年08月02日

迷走40km

 梅雨の晴れ間の6月末に勇んで行ったけれど
 道に迷って時間がかかり、道中半ばで戻って来た、
 泉州の昔話巡りの続きを走る。

 家を9:00出発。電動自転車だと軽快に走れる。

 箱作の里海公園を抜け、淡輪漁港から海岸線を
 旧岬公園のイルカショーのステージ裏を過ぎ

 深日港から多奈川駅に着く。ここまでが1時間。

 まずは、国道65号線から山側へ入った所にある3か所の旧跡を訪ねる。

 産土神社。平安時代以前からある衣通姫命を祀る神社で、今は祭りで賑わう。

 干支のネズミの絵馬が可愛い。       隣接した興善寺は852年、天皇の勅願で建てられた。

                             重要文化財の、大日・釈迦・薬師三尊があると言う。

 3つ目は理智院。聖武天皇の勅願で行基が作った寺。本尊は弘法大師作の秘仏。 

 豊臣秀吉のヒゲを植えた木造仏や、秀頼8歳の時の書も所蔵とある。蓮が美しい。

 国道へ戻って、海側の旧道へ入り、
 長坂峠を越えるつもりが、漁村へ迷い込む。

 細い網目のような道を何度も行きつ戻りつして、

 やっとたどり着いたのが ピアッツァ5
 岬町住人のスポーツとカルチャーと憩いの場。

 もう12時前、これじゃとても昼ご飯に戻れないよ。
 母にメールで断って、気持ちが楽になった。

気を取り直して、どんどん走って30分、今日の最終目的地の小島港に着いた。

漁港の端には大阪府と和歌山県の国境碑がある。防波堤やテトラは釣り客で賑わう。

関空二期工事の土砂積み出し桟橋だった、屋根付きの海釣り公園 とっとパーク小島

お腹が空いたからと立ち寄るが、魚のエサばかりで何もなくてがっかり。

 イラストマップには大きく書き出してある
 和泉式部ゆかりの楊枝の清水

 国道沿いにあるはずだが見つからない。
 3度往復しながら念入りに探して見つかった。

 もう後はひたすら帰るだけ、脇道に入る事無く
 まっしぐらに走ると、1時間20分で戻れた。

 なんと行きは2時間も迷走していた事になる。

 





  


Posted by のりちゃん at 00:19Comments(0)アウトドア