チャリンコおばさんの日記

登山の三日間、チャリンコを某所へ置いてあった。
帰りは雨で仲間の車で送ってもらったから、今日取りに行ったら・・
前も後もタイヤがペッタンコ。さてはいたずらされたかとバイク屋へ修理に行った。

お兄さん笑いながら「パンクと違うよ、空気を抜かれただけ。置きっぱなしやったん？」
「はい、悪いのは私です。おいてはいけないところに置いてました。」
よくある事らしい。前後の車輪に南京錠をかけられた人も居ると言う。
空気を抜いた人が気の毒になった。もうやめよう。

  

２日目午後からは激しい雨が続き、一晩中嵐が吹き荒れた。
３日目も雨。カッパ装備で、アイゼンも付けての下山。戻った和歌山でもゲリラ雨。



こんな景色はそうそう見られないんだな。（１日目の山小屋から）

  

　三匹の子ザルがコウコウと騒いでいた。　　　　　　　道で倒れていたオコジョ。


　車にぶつかったらしいモグラ。鼻が可愛い。　　　　　標高２５００ｍに住むナメクジ。


　女の子のカッパ。男の子は青色。　　　　　　　　　　バスターミナルの人間。日曜はラッシュ。  

おにぎり・菓子パン・チーズ・チョコレート・飴・黒砂糖・缶詰・バナナ・固形食・ぜりー食・・・

２４日　１７：００　夕食　涸沢小屋　　　　　　　　　　　２５日　１０：００　昼食　携帯食


２５日　１７：００　夕食　涸沢小屋　　　　　　　　　　　２６日　５：００　朝食　涸沢小屋

２６日　１２：４０　昼食　アルペンホテル  

６：１０　涸沢小屋を出発。　９：００　穂高小屋に到着。いよいよ山頂を目指します。

　小屋までの岩場には鎖と鉄梯子。　　　　　　　　　小屋中の天気予報板。

　
総勢１４人の内１３人が涸沢へ、３人残って１０人が穂高小屋、２人減って８人が頂上へ挑戦。
山の天気は恐ろしい。登り始めて１０分後、どんどん風が強まり、横から叩きつける雨が痛い。
もう後２０分で頂上と言う処で、やむなく下山することに・・断腸の思いとはこの事か。
  

　山のトイレはワンコイン制、　　　　　　　　　　　仲間のリュックには今までの勲章がいっぱい。
　お掃除ロボットが徴収します。


　ご夫婦で参加の、じぃじとばぁば。孫たちのエール入りのペットボトル。  

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キバナヤマオダマキ　　　　　　　　　　　　

　　　　　　ウバユリ　　　　　　　　　　　　ギンリョウソウ　　　　　　　　　　　クマモミミナグサ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　エンレイソウ　　　　　　　　　　　　　シャクナゲ

　　　　　　新芽　　　　　　　　　　　　　　ゴゼンタチバナ　　　　　　　　　　　　キヌガサソウ

　　　　　　クルマユリ　　　　　　　　　　　ニッコウキスゲ群生　　　　　　　　　ニッコウキスゲ

　　　　　　サンカヨウ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミヤマキスミレ

　　　　　　ナナカマド新芽　　　　　　　　　　　ナナカマド　　　　　　　　　　　　　オオヒョウタンボク

　　　　　　イワカガミ　　　　　　　　　　　アオジクツガザクラ　　　　　　　　シナノキンバイ

　　　　　　ハイマツの花　　　　　　　　　チングルマ　　　　　　　　　　　　　コバイケイソウ

　　　　　　タカネウスユキソウ　　　　　　カラマツソウ　　　　　　　　　　　　　　草  

前夜１０時にマイクロバスで出発、４時前に上高地手前で足止め。５時に入って６：１５さあ出発。

１１：１０　５時間経過。そそり立つ山並みが目前に。重いリュックが肩に食い込む。


１３：４５　７時間半経過。もう後少しで泊まりの涸沢小屋へ着く。雪渓を一足ひとあし進む。


１４：１０　８時間経過。もう限界で涸沢小屋へ到着。リュックを下ろした肩は羽根が生えた気分。
目前に広がる「涸沢のカール」の荘大な眺め。これを背景にビールで乾杯は格別です。